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聯合
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れんごう
ふりがな文庫
“
聯合
(
れんごう
)” の例文
北は丹波の
波多野
(
はたの
)
一族から裏日本の諸豪を誘導し、全日本にわたる鉄のごとき反信長陣の
聯合
(
れんごう
)
を一日ましに強めてゆくことであった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さらにその夜は各学校
聯合
(
れんごう
)
の
提燈
(
ちょうちん
)
行列があり、私たちは提燈一箇と
蝋燭
(
ろうそく
)
三本を支給され、万歳、万歳と連呼しながら仙台市中を練り歩いた。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
三井の遣る事は凄いよ……そこで
聯合
(
れんごう
)
艦隊の無電を受けながら、勇敢に印度洋のマン中目がけて乗り出してみるとドウダイ。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
人は皆これを評して英普
聯合
(
れんごう
)
軍、
殊
(
こと
)
に英軍司令官ウェリントンと普軍司令官プルーヘルの力に
基
(
もとづ
)
くという。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
東京市中の古本屋が
聯合
(
れんごう
)
して即売会を開催したのも、たしか、明治四十二、三年の頃からであろう。
正宗谷崎両氏の批評に答う
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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自己とは、矛盾的自己同一的論理の個物的自己限定として考えられるのである。然らざれば、論理といっても、昔、英国心理学者のいったように観念
聯合
(
れんごう
)
の作用に過ぎない。
デカルト哲学について
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
教員が
聯合
(
れんごう
)
して月給の支払を要求した時、彼は内心大人げないことだ、騒々しいことだと思ったが、官僚が度を越えて教員を疎外したという話を聴き及んでいささか感ずるところあり
端午節
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
また住地近辺の
聯合
(
れんごう
)
諸部の酋長どもと懇意な中でその公許を得たのは格別、さもなくて牝馬の躯の一、二分をだに自分方へ保留せず全部を売却した者は、到る処人に嫌われ暗殺の
虞
(
おそれ
)
さえある故
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
六月十五日
観世
(
かんぜ
)
、
宝生
(
ほうしょう
)
玄人
(
くろうと
)
連
聯合
(
れんごう
)
句謡会。草庵。
七百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
聯合
(
れんごう
)
作戦の協定をもち出し、さらにまた、今日、秀吉の進出を抑えて、理想的な天下安定の指導力をもつ人物は
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昭和六年十一月十四日 新聞
聯合
(
れんごう
)
特信部の依頼。
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
小牧の徳川勢と
信雄
(
のぶお
)
勢が
聯合
(
れんごう
)
して、一万八千人を十六編隊にわかち、二重堀の前から、東へ出て
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こういう
同舟異夢
(
どうしゅういむ
)
の食いちがいが、内部にかもされやすいことは、
聯合
(
れんごう
)
軍の弱点である。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
聯
漢検準1級
部首:⽿
17画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“聯合”で始まる語句
聯合軍
聯合教
聯合機
聯合組
聯合艦隊