“聚楽”のいろいろな読み方と例文
旧字:聚樂
読み方割合
じゅらく85.0%
しゅうらく10.0%
しふらく5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開いとったですがね。聚楽じゅらくの二階で、やっとったですよ。あんたも行ってやりゃよかったですな。小柳雅子は喜んだでしょうにな
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
そして、これから新開地の聚楽しゅうらく館の屋上にあるスケート場へ行くのだと云って、あなたもお暇なら是非いらっしゃいとしきりに誘った。
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
確か神戸の聚楽しふらく館で芸術座が『モンナ・ヷンナ』を上演した当時だと思ふ、そこの食堂で私達が会食してゐると、羽織袴の若い男がすつと入つて来て島村氏に挨拶をした。