“翼成”の読み方と例文
読み方割合
よくせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間は此さいはひを犠牲にして、わづかに世界の進化を翼成よくせいしてゐる。第二期では福を死後に求める。それには個人としての不滅を前提にしなくてはならない。ところが個人の意識は死と共に滅する。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)