“縑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かとり70.0%
カトリ20.0%
カドリ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無位無官の人の用いるかとりの絹の直衣のうし指貫さしぬきの仕立てられていくのを見ても、かつて思いも寄らなかった悲哀を夫人は多く感じた。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)
カトリのやうで、韓織カラオリのやうで、——やつぱり、此より外にはない、清らかな上帛ハタぢや。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
カドリのやうで、韓織カラオリのやうで、——やつぱり、此より外にはない、清らかな上帛ハタぢや。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)