練香こう)” の例文
部屋の中には、何処となく、練香こうの匂いが漂って、手まわりの用をたす、十三、四の子役が、雪之丞が坐ったとき、燭台の、芯をなおした。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)