“緑野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みどりの33.3%
りょくや33.3%
りよくや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精魂たましひさらずばただ緑野みどりののべ
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
……あれば、宋朝治下の塗炭とたんの民土に、一さつの清風と、一望の緑野りょくやてんじるものと、望みをかけ得られないこともないのだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道夫は又同時に横網町の朝川善庵、薬研堀の萩原緑野りよくや、引舟通の大橋訥庵とつあんにも従遊した。此の如くにして十七歳に至つた時、父は道夫に家業を継ぐことを命じたのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)