“綿竹”の読み方と例文
読み方割合
めんちく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「孟達の反心は歴然。なぜ拱手きょうしゅして見ているか。直ちに上庸じょうよう綿竹めんちくの兵をあげて、彼の不義を鳴らし、彼の首を討ち取るべし」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その人は、李恢りかいあざな徳昂とっこうといい、蜀中の賢人といわれ、士民の尊敬も浅くないので、綿竹めんちくの城にある趙雲からわざわざ書簡をそえて紹介して来たものであった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)