“細川侯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほそかはこう50.0%
ほそかわこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが日本の芸術に対する西洋人の鑑賞力は——予は先夜細川侯ほそかはこうの舞台に桜間金太郎さくらまきんたらう氏の「すみだ川」を見ながら欠伸あくびをしてゐたクロオデル大使に同情の微笑を禁じ得なかつた。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
細川侯ほそかわこうの御殿には雪村せっそんの描いた有名な達磨だるまがあったが、その御殿が、守りの侍の怠慢から火災にかかった。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)