“紫濃染”の読み方と例文
読み方割合
むらごぞ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして北庭の的場の方へ走って行くその紫濃染むらごぞめの小袴こばかまが遠くなるまで、ここの大人ふたりは、長い月日の感慨を胸の下地においてながめていた。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)