“紅皿”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
べにさら	66.7%
べにざら	33.3%

べにさら

青鬼と変じ、紅皿（べにさら）のごとき口を開き

鬼桃太郎 (新字新仮名) ／ 尾崎紅葉(著)

尺の青鬼（あをおに）と變（へん）じ、紅皿（べにさら）の

鬼桃太郎 (旧字旧仮名) ／ 尾崎紅葉(著)

べにざら

時雄の書斎にある西洋本箱を小さくしたような本箱が一閑張（いっかんばり）の机の傍にあって、その上には鏡と、紅皿（べにざら）と、白粉（おしろい）の罎（びん）と、今一つシュウソカリの入った大きな罎がある。

蒲団 (新字新仮名) ／ 田山花袋(著)

机を南の窓の下、本箱をその左に、上に鏡やら紅皿（べにざら）やら罎（びん）やらを順序よく並べた。

蒲団 (新字新仮名) ／ 田山花袋(著)

紅	常用漢字 小６ 部首:⽷ 9画
皿	常用漢字 小３ 部首:⽫ 5画