籾摺臼もみすりうす)” の例文
籾摺臼もみすりうすの普及は一般に新しいことであるが、製粉の方だけは土地によって、百年以上も前から石臼をまわしていていた。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
などという句があるから、当時すでにこの「地がら」をもそうっていたのである。次には挽木ひきぎを取附けた籾摺臼もみすりうす、是は籾殻もみがらを出すので殻臼だなどと謂う説もあるが、根っから当てにはならない。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)