トップ
>
簔虫
ふりがな文庫
“簔虫”の読み方と例文
読み方
割合
みのむし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みのむし
(逆引き)
二階の縁側のガラス戸のすぐ前に大きな
楓
(
かえで
)
が空いっぱいに枝を広げている。その枝にたくさんな
簔虫
(
みのむし
)
がぶら下がっている。
簔虫と蜘蛛
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
稲荷を祠る時の巻物をくわえた石の狐を売る店があったり、
簔虫
(
みのむし
)
の巣でつくった銭入れを売る店があったり、赤い硝子の軒灯に家号を入れた料理仕出屋があったり、間口の広い油屋があったり
アド・バルーン
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
私はそれがやがて若葉になる時の事を考えているうちに、それまでにこの
簔虫
(
みのむし
)
を駆除しておく必要を感じて来た。
簔虫と蜘蛛
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
簔虫(みのむし)の例文をもっと
(2作品)
見る
簔
漢検1級
部首:⽵
17画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“簔”で始まる語句
簔
簔帽子
簔蟲庵
簔笠雨談
“簔虫”のふりがなが多い著者
織田作之助
寺田寅彦