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篤
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とっ
ふりがな文庫
“
篤
(
とっ
)” の例文
私
(
わたくし
)
は思いの儘なことを書いて置きましたから、これを
篤
(
とっ
)
くり見て下されば分りましょう、私の身にかゝる事がございますからお持ち遊ばせ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『うんにゃ、そうは行かねえ。実をいうと、俺にもまだ
篤
(
とっ
)
くり腑に落ちねえ所がある。何うやら、あいつには
情夫
(
おとこ
)
があるらしい』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わたし共の方こそ、
篤
(
とっ
)
くりと一つ、聞いていただかなくてはなりません」
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
月「まア
静
(
しずか
)
におしよ、世間へ聞えると
見
(
みっ
)
ともない、お村はんは私が
篤
(
とっ
)
くり意見をして得心させるから私にお任せよ」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私が
篤
(
とっ
)
くり
彼
(
あ
)
の子の胸を聞きますからさ
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
篤
常用漢字
中学
部首:⽵
16画
“篤”を含む語句
危篤
懇篤
篤志
武者小路実篤
篤行
篤介
正篤
篤次郎
篤実
篤胤
篤志家
平田篤胤
手篤
篤学
御危篤
温厚篤実
篤信
篤麿
実篤
篤疾
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