“篆文”の読み方と例文
読み方割合
てんぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袖をかかげ右手を累蛇の中に入れたるに肱(ひじ)を没せしが、やや探りて篆文(てんぶん)の元祐通宝銭一文を得、蛇は散じて行方知れずと。
この一冊は表紙に「㦣語、抽斎述」の五字が篆文(てんぶん)で題してあって、首尾渾(すべ)て抽斎の自筆である。徳富蘇峰(とくとみそほう)さんの蔵本になっているのを、わたくしは借覧した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
芝の字はもとは之の字であって、これは篆文(てんぶん)に草が地上に生ずる形に象っての字である。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)