“箯輿”の読み方と例文
読み方割合
あんだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輿こしとか、箯輿あんだとか、一部の階級にはそういう乗物も古くから用いられていたが、庶民の交通に実用化されて、市中や街道にかごとよばれる物が見えはじめて来たのは、つい昨今の風景といってよい。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)