“立田”の読み方と例文
読み方割合
たつた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此あたりは山近く林みつにして、立田たつたの姫が織り成せる木々の錦、二月の花よりもくれなゐにして、匂あらましかばとしまるゝ美しさ、得も言はれず。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
悪口することは立田たつた姫に遠慮すべきだ。別な時に桜の花を背景にしてものを言えば強いことも言われるでしょう
源氏物語:21 乙女 (新字新仮名) / 紫式部(著)
「私だ、立田たつただよ、しばらく。」
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)