突掛つきかゝ)” の例文
おのれもにがさぬぞとげん八へ突掛つきかゝるに源八はおもひも寄ぬことなればおどろ周章あわてみぎの手をいだして刄物はもの挈取もぎとらんとせし處を切先きつさきふかく二のうで突貫つきとほされヤアと躊躇たちろく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
文「いえ喧嘩ではございません、つい曲り角でそげ竹をかついでる者に出逢い、突掛つきかゝりました、無礼な奴と申し叱りました処が、詫を致しますから捨置きました」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)