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秣草
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まぐさ
ふりがな文庫
“
秣草
(
まぐさ
)” の例文
そうして充分馬を
養
(
やしな
)
わなくちゃあならなかったが、家のある方へ参りますと田畑が多くって牧場が少ない、それゆえ
秣草
(
まぐさ
)
を買わなくちゃあならない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
考えるということについては不治の怠惰な連中で、大して弁解の余地もない怠惰者だった。ただ横にころがって自分の
秣草
(
まぐさ
)
と夢とを平和に
反芻
(
はんすう
)
することばかり求めてる、無気力な動物だった。
ジャン・クリストフ:11 第九巻 燃ゆる荊
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
いろいろさまざまな恰好の壜がはいったボール箱が橇いっぱいに積みこまれた。呉は、その上へアンペラを置いた。そして、その上へ、
秣草
(
まぐさ
)
を入れた麻袋を置いた。傷ついた腕はまだ傷そうであった。
国境
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
われは
秣草
(
まぐさ
)
をうんと喰らつた
犢牛
(
こうし
)
のやうに肥え太つてけつかる
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
秣草
(
まぐさ
)
には刈りは刈るとも
隠
(
かく
)
れ
沼
(
ぬ
)
のあやめは残せ枕
結
(
ゆ
)
ふべく
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
秣
漢検1級
部首:⽲
10画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“秣草”で始まる語句
秣草棚