“秀麿”の読み方と例文
読み方割合
ひでまろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝小間使の雪が火鉢ひばちに火を入れに来た時、奥さんが不安らしい顔をして、「秀麿ひでまろの部屋にはゆうべも又電気が附いていたね」
かのように (新字新仮名) / 森鴎外(著)
御承知の通り現在、只今の私は、北海道の炭坑王と呼ばれていた谷山家の養嗣子ようしし秀麿ひでまろと認められている身の上ですからね。
キチガイ地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)