“禿山”の読み方と例文
読み方割合
はげやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兎だの、亀だの、そのほか五六ごろく匹の動物は、その時ちょうど森のはずれの小高い禿山はげやまの上にいたので、すぐ火事を見つけることが出来ました。
兎と亀 (新字新仮名) / ロード・ダンセイニ(著)
下りが急になって、笹もかやも人丈を没する程に伸びている。今迄禿山はげやまであったのが此辺から木立が現れて来た。殊に西側の方が繁っている。
美ヶ原 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
それがまた非常に佳い景色のように感ぜらるるものですからもちろん山の形などは巌窟いわや禿山はげやまばかりで面白くも何ともないが
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)