“神宮寺正師”の読み方と例文
読み方割合
じんぐうじまさもろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正成のそばには、松尾刑部、神宮寺正師じんぐうじまさもろ安間了現やすまりょうげんなど六、七人の同族がかこんでいた。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
水をふくんだ縄ばたきを持った兵が近くに落ちた火箭ひやをすぐたたき消している。正成は歩いて、ひがし足場の松尾季綱すえつなと、西足場の神宮寺正師じんぐうじまさもろ、そのほかのるいへむかって、初めてこう号令した。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正成の弟正季、一族の神宮寺正師じんぐうじまさもろ、佐備正安らの河内きッての精鋭は
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)