“祝融氏”の読み方と例文
読み方割合
しゅくゆうし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この高山も、目ぬきの大半を祝融氏しゅくゆうし餌食えじきに与えているのだから、この怪物に余された獲物えものというものは、どんなものか知ら?
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
火災の時屋に登って女子の腰巻を振り動かすや祝融氏しゅくゆうしも屏息して焔を収むという。知るべし女子の権力の那辺に潜めるかを。
偏奇館漫録 (新字新仮名) / 永井荷風(著)