“碧巌集”の読み方と例文
旧字:碧巖集
読み方割合
へきがんしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の選ぶ公案というのは、碧巌集へきがんしゅう第五十五則として伝えられて居る道吾どうご一家弔慰という則である。唐代に起ったその話はこういうのである。
メメント モリ (新字新仮名) / 田辺元(著)
「龍潭の紙燭」は『碧巌集へきがんしゅう』にある話である。徳山がはじめて龍潭に参した時、侍立じりつするほどにいつか夜が更けてしまった。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
それは碧巌集へきがんしゅうというむずかしい名前のものであった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)