トップ
>
碑文谷
>
ひもんや
ふりがな文庫
“
碑文谷
(
ひもんや
)” の例文
先刻
(
さっき
)
、目黒の不動の門前を通ったことだけは夢のように覚えているが、今気がついて見ると私は
桐
(
きり
)
ヶ
谷
(
や
)
から
碑文谷
(
ひもんや
)
に通う広い畑の中に佇んでいる。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
碑文谷
(
ひもんや
)
、武蔵
小山
(
こやま
)
、
戸越
(
とごし
)
銀座など、見たことも聞いたこともない名前の町が、広漠たる野原の真中に実在して、夢に見る竜宮城のように雑沓している。
秋と漫歩
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
碑文谷
(
ひもんや
)
の畑道をてくてく、あまり道中の長いのに
辟易
(
へきえき
)
して途中から引き返したその暑さ、汗の方が滝となり、これがオドロキの滝でございと苦しい思い出。
明治世相百話
(新字新仮名)
/
山本笑月
(著)
昔からの友達の三元が、どうした心境からか強盗をはたらき、とうとう
碑文谷
(
ひもんや
)
署につかまった。
黄色い日日
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
“碑文谷”の解説
碑文谷(ひもんや)は、東京都目黒区の地名。現行行政地名は碑文谷一丁目から碑文谷六丁目。郵便番号は152-0003。
(出典:Wikipedia)
碑
常用漢字
中学
部首:⽯
14画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
谷
常用漢字
小2
部首:⾕
7画
“碑文”で始まる語句
碑文
碑文摘奇