“破三味線”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やぶれざみせん50.0%
やれさみせん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
破三味線やぶれざみせん盲目めしいの琴、南無妙なむみょう太鼓、四ツ竹などを、叩立て、掻鳴かきならして、奇異なる雑音遠くにいたる。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
破三味線やれさみせんを膝の横へ置いて、所在なげにいとを指ですり、幽かな音色をたてながら、お吉はじっと俯向いていたが
血煙天明陣 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)