“石川丈山”の読み方と例文
読み方割合
いしかわじょうざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば隷書れいしょなんかは四角い一種の、あの当時に流行りました石川丈山いしかわじょうざんの隷書なんかとよく似た隷書でありまして、判に彫ったような形をした隷書でありますが
書道と茶道 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
彼が幕府に仕えて後半世紀、承応三年(一六五四)に石川丈山いしかわじょうざんに与えて異学を論じた書簡がある。
遠州の書は定家に類した書風で有名だが、隷書れいしょは独得のものである。漢隷にも明隷にも拠る所なく、純粋の幽風を成していて、石川丈山いしかわじょうざんと共に一家を成しているのがうれしい。
遠州の墨蹟 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)