「あの寺子屋の段の通りだったよ。お師匠さんは矢張り浪人だった。弓矢は家に伝えても、今は仕えん君知らず、はねなき矢間重次郎やざまじゅうじろう尾羽おはち枯らしていたのだろう」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)