“瞽目”の読み方と例文
読み方割合
めくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは彼が瞽目めくらだったからであった。顔に焚火があたっていた。両眼のまぶたがむくれ返り、真紅な肉裏を見せていた。眼球が一面に白かった。瞳がとろけてなくなっていた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)