“真珠母”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんじゅも50.0%
マザー・オブ・パール50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食堂には朝餉あさげのときの卓巾クーヴェールがかけたままになっていて、茶碗の底には飲み残した少量の牛乳入り珈琲に真珠母しんじゅも色の上皮うわかわが張っていた。
老嬢と猫 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
白蝶貝は真珠貝科の最大な種属で、大きなものは三十センチ以上に及び、貝の内側は銀白色に輝き、殊に真珠母マザー・オブ・パールと呼ばれる「黄金唇ゴールデン・リップ」は最上品で、大きな優良な真珠も多くこれから発見される。
三界万霊塔 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)