直立ちょくりつ)” の例文
いよいよ夏休みが、あと五週間ののちにせまったときに、サムとぼくは大戦慄だいせんりつをおぼえ、頭のかみの毛が一本一本ぴんと直立ちょくりつしたほどである。
恐竜艇の冒険 (新字新仮名) / 海野十三(著)
星野ほしのは、二るいの上に直立ちょくりつして、両手をこしに当てて、場内を見まわした。だが、このとき、星野ほしのは、別府べっぷさんがにがい顔をして、ベンチからかれのほうを見ていることには、気がつかなかった。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
これはと思って、赤外線テレヴィジョン装置をのぞいてみると、確かに運動場のテニスコートの棒ぐいの傍に、動いているものがあるのだ。その内に、の生き物は直立ちょくりつした。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
X大使は、じっと直立ちょくりつしたまま、うわごとのように観戦光景を喋った。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)