“皇太后宮大夫”の読み方と例文
読み方割合
こうたいごうぐうだいぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿論位階の方で三位さんみ以上になれば別に官職はなくても公卿に算えられるわけで、俊成も正三位皇太后宮大夫こうたいごうぐうだいぶまで登ったのだから、最後には公卿に列したには違いないのだが
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
今残っている最も早い歌は治承二年十七歳のとき、上賀茂かみがも神社の歌合でよんだ三首である。定家十四のとき俊成は皇太后宮大夫こうたいごうぐうだいぶを辞して、定家に侍従を申しい、翌年六十三で出家した。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)