“白馬会”の読み方と例文
読み方割合
はくばかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小説を読んだり白馬会はくばかいを見に行ったりまた音楽会を聞きに行ったりしているうちには求めている物に近づいたような気がする事もあったが
イタリア人 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
私が白馬会はくばかいへ最初通い出した時分は何がな、風景でも、何によらず、物体の影という影は光線の具合によって、紫色に見えるものだよ君、眼をほそめて、自然を観察して見給え、そら
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
湯浅氏の回顧陳列もある意味で日本洋画界の歴史の側面を示すものである。これを見ると白馬会はくばかい時代からの洋画界のおさらえができるような気がする。
昭和二年の二科会と美術院 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)