“発遣”のいろいろな読み方と例文
旧字:發遣
読み方割合
はっけん50.0%
ほつけん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少しく発遣はっけんの日をくり上げると、賜わった弊物が間に合って、一段と祭を感深く且つうれしいものとなし得たので、これに対して一方の新嘗祭当日の案上案下の幣は、各々の社の祭には間に合わず
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
比日このころ天地てんちわざわひ、常に異なる事有り。思ふに朕が撫育むいくなんぢ百姓に於きて闕失けつしつせる所有らむか。今ことさらに使者を発遣ほつけんしての疾苦を問はしむ。宜しく朕がこころを知るべし。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)