“痛痒相冒”の読み方と例文
読み方割合
つうようあいおか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸君子はやむを得ず年にちなんで、鶏の事を書いたり、犬の事を書いたりするが、これはむし駄洒落だじゃれを引き延ばした位のもので、要するに元日及び新年の実質とは痛痒相冒つうようあいおかす所なき閑事業である。
元日 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)