留釘とめくぎ)” の例文
九寸五分の柄は、さめの皮に金の留釘とめくぎを打った、由緒ゆいしょある古物であった。鮫皮の膚ざわりが、冷たくこころよかった。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)