トップ
>
生藥屋
>
きぐすりや
ふりがな文庫
“
生藥屋
(
きぐすりや
)” の例文
新字:
生薬屋
「いや、さう言ふわけぢやない。第一あんな激しい毒藥は、江戸中の
生藥屋
(
きぐすりや
)
を搜したつてない——
南蠻物
(
なんばんもの
)
なら知らないが——」
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「眼の色變へて乘出すのは穩やかぢや無いぜ、お前に藥草の葉つぱをくれるんだから、いづれ場末の
生藥屋
(
きぐすりや
)
の
後家
(
ごけ
)
か何か」
銭形平次捕物控:267 百草園の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「お銀さんが皆んな知つて居る。手前は大名のお部屋樣を口説き廻したらう、太てえ奴だ、——もつと證據が欲しかつたら手前が鼠取りを買つた
生藥屋
(
きぐすりや
)
を伴れて來ようか」
銭形平次捕物控:045 御落胤殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「成程ね、そいつが一番大事だつたんだ。親分も御存じでせう、湯島の
生藥屋
(
きぐすりや
)
で
上總屋
(
かずさや
)
宗左衞門の孫、お千代といふ八つの娘と、新吉といふ六つの男の子が二人。
母屋
(
おもや
)
から藏へ通ふ廊下で、煙のやうに消えてなくなつたんだが」
銭形平次捕物控:202 隠し念仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
藥
部首:⾋
18画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“生藥”で始まる語句
生藥