“王子服”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうじふく50.0%
おうしふく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
董承はまた改めて、王子服おうじふくと、种輯ちゅうしゅう呉碩ごせきの三名をよんで、馬騰にひきあわせた。義状に血誓した同志はここに五名となったわけである。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第三には、昭信将軍しょうしんしょうぐん呉子蘭ごしらん。第四、工部郎中こうぶろうちゅう王子服おうじふく。第五、議郎ぎろう呉碩ごせきなどとあって、その第六人目には、西涼之太守せいりょうのたいしゅ馬騰ばとう
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
王子服おうしふくきょ羅店らてんの人であった。早くから父親を失っていたが、はなはだ聡明で十四で学校に入った。母親がひどく可愛がって、ふだんには郊外へ遊びにゆくようなこともさせなかった。
嬰寧 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)