猿芝居さるしばい)” の例文
見世物みせものには猿芝居さるしばい山雀やまがらの曲芸、ろくろ首、山男、地獄極楽のからくりなどという、もうこの頃ではたんと見られないものが軒をならべて出ていました。
梨の実 (新字新仮名) / 小山内薫(著)
磧も狭しと見世物小屋を掛けつらねて、猿芝居さるしばい、娘軽業かるわざ山雀やまがらの芸当、剣の刃渡り、き人形、名所ののぞ機関からくり、電気手品、盲人相撲めくらずもう、評判の大蛇だいじゃ天狗てんぐ骸骨がいこつ、手なし娘
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
君たちのサロンは、猿芝居さるしばいだというのはどういうわけか。
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)
猿芝居さるしばいみたいな気がして来るのである。
苦悩の年鑑 (新字新仮名) / 太宰治(著)