“猫族”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねこぞく50.0%
びょうぞく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白君は涙を流してその一部始終を話した上、どうしても我等猫族ねこぞくが親子の愛をまったくして美しい家族的生活をするには人間と戦ってこれを剿滅そうめつせねばならぬといわれた。一々もっともの議論と思う。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
真っ暗な風の中を、まっしぐらに駈けてゆく白い足と、うしろに流れる髪の毛とは、魔性ましょう猫族びょうぞくでなくて何であろう。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)