牡鹿郡おじかごおり)” の例文
駒井甚三郎の無名丸むめいまるが、あれからああして、無事に牡鹿郡おじかごおりの月ノ浦に着いたのが、洲崎を出てから十四日目の夜のことでありました。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)