牛尾菜しおで)” の例文
その中でかなり珍しい一つは、定まったある種の植物を以て、耳を掻きつつ唱えごとをする東北の風習である。山形秋田から津軽へかけての日本海側は、牛尾菜しおでという草を必ず用いる。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)