“片闇”の読み方と例文
読み方割合
かたやみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久美子は声にならない声で悲鳴をあげながら、片闇かたやみになった階段の下へ逃げこんだ。
肌色の月 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
板塀の片闇かたやみをおびやかすほどに押重なっている。
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)