“片敷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたし66.7%
かたしき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝ、のよろこびのなみだも、よる片敷かたしいておびかぬ留守るすそでかわきもあへず、飛報ひはう鎭守府ちんじゆふ病院びやうゐんより、一家いつけたましひしにた。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
片敷かたしく袖はありあけの霜心前
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
心さへそらに乱れし雪もよに一人さえつる片敷かたしきそで
源氏物語:31 真木柱 (新字新仮名) / 紫式部(著)