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焦躁
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あせり
ふりがな文庫
“
焦躁
(
あせり
)” の例文
何となく彼の
焦躁
(
あせり
)
が感ぜられるからである。老将の眼から見ると、
総帥
(
そうすい
)
たる人のそういう心理は案じられるものだった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
答「いや、さいごには、その滅失を取り戻そうとなされた
焦躁
(
あせり
)
が、
直義
(
ただよし
)
さまを、あんな思いきッた御処置になされた、第一の御理由であったように思われまする」
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ことし五十を一つこえて、痛切に或る悔いと、生涯に期する
焦躁
(
あせり
)
を抱いていた。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「さては曹操も、
焦躁
(
あせり
)
立って、総攻撃にかかって来たな」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“焦躁”の意味
《名詞》
焦 躁(しょうそう 「焦燥」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
いらいらして焦ること。
(出典:Wiktionary)
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
躁
漢検1級
部首:⾜
20画
“焦躁”で始まる語句
焦躁感
焦躁立
焦躁苦悶