“烏丸光広”の読み方と例文
読み方割合
からすまるみつひろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
景一は京都赤松殿やしきにありし時、烏丸光広からすまるみつひろ卿と相識そうしきに相成りおりそろ。これは光広卿が幽斎公和歌の御弟子にて、嫡子ちゃくし光賢みつかた卿に松向寺殿の御息女万姫君まんひめぎみめあわせ居られそろゆえに候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
浅野幸長よしながさまだの、細川忠興さまだの、なお公卿くげ方では烏丸光広からすまるみつひろさまなどが、しきりと惜しがって、一寺を建立こんりゅうするから来いとか、寺禄じろくを寄進するからとどまれとかいわれるのだそうですが、本人は
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)