滅茶めちや)” の例文
「とに角お上と云ふ奴があんまり滅茶めちやいぢめ方をしやがるからみんながいぢけちやつたんだ。人間が堪へる力にも限度があるからな。」
極端に幼稚拙劣な字で書いた假名づかひも文法も滅茶めちや々々の文章で綴つた小説で、隨分讀みにくいものであつたが、多分飜譯物で覺え込んだらしい直譯體に近い形容や句切りが
へえゝ成程なるほど、十八けんめんとは聞いてゐましたが、立派りつぱなもんですな。近「さ段々だん/″\のぼるんだ。梅「へえなんだかうも滅茶めちやでげすな……おゝ/\大層たいさう絵双紙ゑざうしあがつてゐますな。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)