溪流けいりゅう)” の例文
新字:渓流
その後二日間溪流けいりゅうあるいは林中りんちゅうあるいは山間さんかんてビンビテーという駅に着きました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
あちらこちらに種々の珍花異草があやなして轟々ごうごうたる溪流けいりゅうに臨んで居る様は、人をして奇と呼び怪と叫ばしめてなおくことを知らず、我この所に止まってこの風景と共に仙化せんかせんか
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その坂をえ雪山の少し降り形になって居る所を通って行きますと大分に太い溪流けいりゅうがありまして、その水の美しい事といったらき通って水底に在る白い石と黒い石が玉のごとくに見えて居ります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)