“渚鳥”の読み方と例文
読み方割合
すどり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「難波潟潮干に立ちて見わたせば淡路の島にたづわたる見ゆ」(巻七・一一六〇)、「円方まとかたの湊の渚鳥すどり浪立てや妻呼び立ててに近づくも」(同・一一六二)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「武庫の浦の入江の渚鳥すどり羽ぐくもる君を離れて恋に死ぬべし」(巻十五・三五七八)、「大船に妹乗るものにあらませば羽ぐくみもちて行かましものを」(同・三五七九)があり
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)