流人ルニン)” の例文
「島の人生」に人道の憂ひを齎した流人ルニンたちは、所在なさと人懐しみと後悔のせつなさとを、まづ深く感じ、此を無為の島人に伝へたであらう。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
流人ルニン兵衛佐ヒヤウエノスケ頼朝謀叛ハンヲハカルニハカニ山木ノタチヲ囲ミ
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)