“津知”の読み方と例文
読み方割合
つじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その朝、悦子を学校へ送って行ったお春が帰宅してから程なく、八時四十五分頃に妙子は家を出て、いつものように国道の津知つじの停留所からバスに乗った。
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
国道の津知つじまで歩いて出て、そこからバスで行くのであるが、そう云えばさっきお宅のこいさんが国道の方へ下りて行かはるのと、僕そこでれ違いました、青いレインコート着たはりましたな
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)